人生初の入院
24歳の時、潰瘍性大腸炎で人生で初の入院を体験しました。
病状は、下血とトイレが頻回で1日に10回以上便を出していたこと。出血量も多かった。
大腸カメラで検査をしてみると、一番奥まで炎症が広がっていた。いわゆる全大腸型である。
唯一の救いは病室にトイレがついてたことである。
潰瘍性大腸炎になると便を我慢することができなくなるため、トイレが近くにあるかどうかは死活問題である。
入院生活
入院生活では、2週間の絶食を余儀なくされた。またステロイド治療も始まった。
理由は簡単、大腸に物が通るたびに、粘膜に傷がつき出血するため、大腸に物を通らなくした。
栄養は、点滴からのみの摂取していた。するともともと60kgあった体重が、49kgまで減少した。
いこの時はまさに生かされている感しかなかった。
2週間経過後は便の出る回数も減り、血便もなくなりエレンタールを飲むことになった。
エレンタールには様々なフレーバーがあり、牡蠣Pは好んで梅味にして飲んでいた。
L-CAP(白血球除去療法)の治療も開始。太い針を刺されて、頭の上の方で自分の血がグルグル回ります。
点滴とエレンタールだけでは、水分が足りないのかすぐに脱血不良のアラームが鳴った。退院した後も通院しながら数回行った。
その後の食事は、重湯(梅の練り物を添えて)から始まり、お粥になり、退院する頃には普通食になっていた。
大部屋だったのだが、この部屋みんな仲が良かったことで、食事中は4人みんなで窓際に集まって食事をとっていた。80代のおじいちゃんに、50代のおっちゃんに、30代のお兄さん、みんな仲良しw
看護師さんに、
「こんな光景初めてみたw」
といわれましたw
入院生活は1か月半だった。
入院生活の楽しみ
入院生活の楽しみは、やはり大学時代から付き合っていた彼女がお見舞いに来てくれる事でした。
夜勤終わりでしんどいだろうに、わざわざ神戸から広島まで何回も通ってくれて、ホントにうれしかった。そして、お見舞いに本を持ってきてくれた。
入院生活での読書は5冊読んだ。
ザ・ゴール
金持ちお父さん貧乏お父さん
結果と原因の法則
永遠の0
疾風のロンド
こんな時間のある時にしか読書はできないから、良かった。
ついでに、入院中にFP2級の勉強もした。
まとめ
潰瘍性大腸炎は、ほかの人からしたらただの腹痛かもしれないが、ホントに難しい病気である。
ゆっくり治して退院でき、医師や看護師には感謝しています。
入院はするものじゃないけど、いかに入院の時間を効率的に過ごすかを学んだ。
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