手術当日 水曜日
手術当日はもちろん絶食で、6時からは飲み物もNGだった。
手術室に向かっていく途中に、泣きながら手術室まで看護師に抱っこで入る子どもがいた。
こんなに小さい子ががんっばってるんだから、自分も頑張らなければと思った。
手術の説明を受ける最中も緊張はしなかった。死にそうな時期の手術に耐えたことが自分の中での自信につながった。
手術は全身麻酔と硬膜外麻酔なので手術中の記憶はもちろんない。
手術が終わり、部屋に戻ると妻と妹が待っていた。
その日はずっと気持ち悪く、えずいたり、空嘔吐を繰り返した。
こんな状態では夜を越せるかわからないと思い。
妻に
「居ってほしい」
と妻に告げるも、このコロナ下ということもあり、あっさり看護師さんからNGが出た。
このよるは妻と泣く泣く別れた。
吐き気止めの点滴を投与されるも改善をみせず、5回ほど空嘔吐を繰り返した。
もちろん、何も食べてないので何も出てこない。
手術後1日目 木曜日
この日は2回ほど空嘔吐をした。
気持ち悪さから何もできず。
手術後2日目 金曜日
気分の悪いの続くとともに、肛門の痛みに耐えがたさを感じた。
硬膜外麻酔は開腹縫合したところには効果があるが、肛門までは効果が及ばないとのこと。
定期的にロキソニン系の点滴で痛みが緩和した。
この日は空嘔吐が3回ほどあった。
ストーマ交換をした。
手術後3日目 土曜日
夜中に1回嘔吐したものの容体は安定した。
透明な飲み物ならOKの許可がでた。
トロピカーナのリンゴ味を買ってきてもらい、この日はこれで1日耐えた。
この日の夜から飢えとの戦いが始まった。
夜にご飯を看護師に嘆願する→断られる、月曜日の昼から流動食と告げられる。
手術4日目 日曜日
朝からご飯を看護師に嘆願する。→断られる、月曜日の昼から流動食と告げられる。
トッポを嘆願する→断られる
パンを嘆願する→断られる
ぜリーを嘆願する→断られる
昼に医師が来たのでご飯を嘆願する→断られる、月曜日の昼から流動食と告げられる。
ストーマ交換をした。
夕食前、看護師から
「まさかの夕食が出る!」
とのこと誰かが気を使ってくれたのだろう。
終わりに
- 術後はやはりしんどいし、気持ち悪くなったりした
- コロナ下なので家族の宿泊NG
- 硬膜外麻酔はおしりの方には効かない。
- 逆に腹部の痛みはほとんど感じない
- 金曜日までにご飯が始まらないと月曜日まで始まらない可能性あり
以下、IAA3期分割2期目の入院記録
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